病棟 2007年1月15日更新
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天下人病棟
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●プレイステーション2

●発売日
2000年3月4日

●価格
39,800円
オープンプライス化(2001年4月18日〜)
35,000円(2001年6月29日〜)
29,800円(2001年11月29日〜)
27,500円(2002年5月16日〜)
SCPH-77000
 16,000円(2006年9月15日〜)

●システムスペック
CPU128ビット Emotion Engine(294.912MHz)
RAM32MB
グラフィックエンジンGraphic Synthesizer(150MHz)
RAM 4MB、最大7500万ポリゴン/秒、32bitカラー表示可能
サウンドSSPU2+CPU
同時発音数 ADPCM 48CH(PU2)+ソフト音源数・サンプリング周波数 44.1/48KHz
DVD-ROM4倍速(CD-ROM24倍速相当)

●映像出力
RGBオプション
S端子オプション
ビデオ標準
Y色差オプション
RFオプション

■医療日誌

不動のプレイステーション幕府の安定状態から、SCEIは後継機の発売を焦る必要がありませんでした。
セガのドリームキャスト発売から1年以上が経過した2000年、SCEIはようやくプレイステーション2を発売します。
その前日秋葉原にはコミケの徹夜組を思わせるような莫大な人数の行列が出現し、翌朝発売開始・即完売という状態でした。
発売日の行列がなくなったあと、駅には「プレイステーション2売ります!5万円!」みたいなプラカードを下げた転売少年が立ちんぼするという、まるで戦後の闇市時代の秋葉原を思い出させる哀れな光景が見られました。

さて、プレイステーション2の一気呵成の勢いの原因は、1も2もなく標準でDVDプレイヤーとして使えるということでした。
さらに旧型プレイステーションシリーズとの互換性があるので、とりあえず古いソフトをしつつ、DVDが見られるということでコストパフォーマンスが良く感じられ、一般大衆に一気に広まりました。
プレイステーション2は、1日で日本のDVDプレイヤーユーザーを爆発的に増大させ、DVDソフト市場の開拓に多大な貢献をしたのです。
レーザーディスクに引導を渡したのはプレイステーション2だと言っても過言ではありません。

ハード的には、先行するドリームキャストに対して圧倒的なアドバンテージがあるわけではありませんでしたが、ドリームキャストが1年かけて築き上げてきた市場を一気に奪い去った要因は、DVDドライブの採用ということなのです。
セガはドリームキャストの業績が著しくなく、DVDドライブ搭載型の兵器を市場に投入する余力がもはやなかったのです。

(2007年1月加筆)
2004年11月3日、PSにおけるPSone同様超小型化のフルモデルチェンジが行われ、SCPH-70000シリーズが発売されました。
HDDは搭載できなくなりDVDドライブはトップローディング方式となりましたが、ネットワークインターフェイスを標準装備。
ただし、SCPH-75000以降の型番では動作に不具合が出るPS2ソフトが多数あり、旧機種との互換性は完全ではなくなりました。
なお、小型PS2の発売以後、そのコンパクトなボディに合わせた合体型液晶モニターがSCE以外から複数発売されていますが、それらのモニターの接続信号は、PSone用と違いまず間違いなくRGB接続ではないので注意しましょう。

■AV端子ピンアサイン

AV出力はAVマルチ出力端子のみで、基本仕様は旧型プレイステーションと同じです。
ただし、プレイステーション2はシステム設定におけるコンポーネント出力の選択により、RGBとY色差を切り換えることができます。
また、PS2 Linux Kit使用時は、Sync on Green対応のRGB出力となり、パソコン並の解像度で画面表示可能となります。

RGB時
1 Green
2 Red
3 +5V
4 Blue
5 RGB GND
6 C(S-Video)
7 Video
8 Y(S-Video)
9 Audio Right
10 Video GND
11 Audio Left
12 Audio GND
Y/Cb/Cr時
1 Y
2 Cr
3 +5V
4 Cb
5 Y/Cb/Cr GND
6 C(S-Video)
7 Video
8 Y(S-Video)
9 Audio Right
10 Video GND 
11 Audio Left
12 Audio GND
PS2 Linux時
1 Green+Csync
2 Red
3 +5V
4 Blue
5 RGB GND
6 --
7 --
8 --
9 Audio Right
10 Video GND
11 Audio Left
12 Audio GND

■RGBへの対応方法

純正21ピンRGBケーブル(SCPH-1050)やマルチAVケーブル(VMC-AVM250)が使えます。
基本仕様はプレイステーションと同じですので、プレイステーションの項目も参照してください。

なお、PS2 Linux Kitに同梱されているVGAアダプターで表示できるのは、あくまでもPS2 Linux動作時の画面だけです。
VGAアダプターを使っても、一般的なゲームソフトをVGAモニターに表示させることはできません。
『鉄拳4』や『ギルティギアイグゼクス』など、プログレッシブモード対応ソフトのごく一部だけがVGA出力に裏対応していますが、当然メーカー非保証なので自己責任において使用しましょう。

■対応するお薬

  • PS/PS2用15ピンRGBケーブルSP
  • PS/PS2用15ピンRGBアダプターHG
  • PS2 Linux用VGAケーブルSP
  • PS2 Linux用VGAアダプターHG
  • PS2 Linux用VGAアダプターEZ(暫定)
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