●発売日
1993年4月23日
●価格
29,800円
●システムスペック
CPU | MC68000(12.5MHz) |
RAM | 6Mbit(プログラム、ピクチャー、サウンド) 512Kbit(PCM波形用メモリ) 128Kbit(CD-ROMキャッシュ) 64Kbit(バックアップメモリ) |
ROM | 1Mbit(CDゲームBIOS/CDプレイヤーソフト/CDG対応) |
サウンド | PCM(ステレオ8チャンネル/サンプリング周波数最大32KHz) |
CD-ROM | 1倍速、音楽CD/CDGカラオケ対応 |
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●映像出力
RGB | なし |
S端子 | なし |
ビデオ | なし |
Y色差 | なし |
RF | なし |
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※映像信号はメガドライブ本体から供給、メガCD2にはステレオ音声出力のRCAピンジャックのみ装備。
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■医療日誌
メガドライブ2の発売に合わせて登場したニューモデル。
基本性能は旧型のまま、フロントローディング方式を手動トップローディング型に変更したり、フロントパネルのインジケーターをアクセスランプ以外全部省くなどして大幅にコストダウンしています。
サイズは横長で一見小さく見えますが、じつは設置面積としては広くなり、さらに初代メガドライブと繋ぐ場合はフレーム幅を延長する付属パーツを追加するという荒技で対応します。
そうなると実際かなり大きなものになってしまい、机や棚に常時置いておくというのは極めてツライ状態です。
サイズはともかくメガドライブ2との相性はよく、拡張バスを通じて音声ミキシングがなされるのでメガCD2側からのクリアな音声出力が可能になっています。
■AV端子ピンアサイン
映像信号はメガドライブ本体から出力されます。
メガCD2には、RCAピンジャック型のステレオ音声出力だけしか付いていません。
■RGBへの対応方法
初代メガドライブと組み合わせる場合はメガCDの項目と同様です。
メガドライブ2との接続では、「MD2用21ピンRGBケーブルHG」を使用してRGB接続が可能です。
また、「MD2用21ピンRGBケーブルCD」を使い、音声はメガCD2のピンジャックと繋ぐことでクリアなミキシング音声が実現できます。
■メガドライブ2と接続した場合のノイズ低減はできるのか?
日本国内もののメガドライブ2の音声出力は、ノイジーで絶望的なのは病棟のメガドライブ2の項目で触れた通りです。
がしかし、メガCD2と繋ぎメガCD2の音声端子から音を取ればクリアになる……という都市伝説が存在します。
はたして伝説は真実なのか? とゆーことで、メガCD2をゲッツして検証してみました。
たしかにメガCD2と繋いでメガCD2側のRCAピンジャックから出した音はノイズが少ないように感じます。
というか、ミキシングの際にマスターボリュームを落としたり信号減衰して丸まってるよーな気がしないでもないですが……。
しかし、結局拡張バスからはメガドライブ2内部のアンプを通したアナログ音声がメガCD2に送られているようで、アンプ回路の問題による音の歪みや割れは改善されません。
このへんは、海外末期型メガドライブ2や初期型メガドライブを常用しているわたしとしては、サッパリサッパリです。
ただまあ、日本版のメガドライブ2を常用している人にとってはかなりマシっぽいです。
海外末期型メガドライブ2の音質を知らない人にとっては幸せかもしれません。
■対応するお薬
MD用21ピンRGBケーブルHG
MD2用21ピンRGBケーブルHG
MD2用21ピンRGBケーブルCD
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