病棟 2007年2月10日更新
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サミーセガ病棟
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●ワンダーメガ2

●発売日
1993年7月3日

●価格
59,800円

●システムスペック
CPUMC68000(7.67MHz)/
サブ Z-80A(3.58MHz)
RAM64KB+8KB(Z80用)
VRAM64KB(デュアルポートRAM)
画面320x224ドット(512色中64色)
スプライト8x8ドット(最大2048種・1画面80個・1ライン20個)
サウンドFM6音+PSG3音ノイズ1音(FM1chをPCMに割り当て可能)

●メガCD部
CPUMC68000(12.5MHz)
RAM6Mbit(プログラム、ピクチャー、サウンド)
512Kbit(PCM波形用メモリ)
128Kbit(CD-ROMキャッシュ)
64Kbit(バックアップメモリ)
ROM1Mbit(CDゲームBIOS/CDプレイヤーソフト/CDG対応)
サウンドPCM(ステレオ8チャンネル/サンプリング周波数最大32KHz)
その他CD-ROMドライブ内蔵、CDGカラオケ機能

●映像出力
RGBなし
S端子標準
ビデオ標準
Y色差なし
RFオプション

■医療日誌

ビクターから発売された、ワンダーメガの後継機。
初代ワンダーメガから機能を削った単なる廉価版と思われがちですが、コンパクトで扱いやすく、ワイヤレスコントローラーで本体の電源ON/OFFやリセットまでできたりと便利。
コンパクトさではマルチメガには負けるものの、オフィシャルなスーパー32X対応改造後は機能的にはマルチメガとほぼ等価となり、メガドライバーの普段使いマシンとしては、マルチメガに次ぐセミファイナルウェポンとなります。

なお、ワンダーメガとの主な機能比較は以下の通り。
機能ワンダーメガワンダーメガ2
MIDI×
DAP(音声エフェクト)×
マイクミキシング
エコー
シリアルポート×
ワイヤレスコントローラー×
トレイ開閉電動手動
インジケーター類無駄にゴージャス質素

シリアルポートがないのでメガモデムは繋ぐことができませんが、マイク入力端子は残っていて、マイクミキシングによるカラオケ機能がワンダーメガシリーズのアイデンティティらしいです。
パッドは6ボタンの専用ワイヤレス仕様で、パッド自体に3DOっぽく有線パッドを追加する端子が付いていてます。

■AV端子ピンアサイン

勘違いしている人がいるようですが、ワンダーメガ系にはMD2互換のAV出力端子は付いていません。
したがって、MD/MD2系の映像ケーブル類は一切使えません。
その代わり、ビデオ出力端子とS端子が標準で付いています。
そのほかの映像系は、RFモジュレーター専用の出力端子(特殊形状)があるだけです。

通常
1 VIDEO
2 GND
3 VCC
4 GND
5 NC
6 Audio(mono)
7 NC
8 NC
オフィシャル改修後
1 VIDEO
2 GND
3 Red
4 GND
5 Green
6 Audio(mono)
7 Blue
8 CSync

■RGBへの対応方法

そのままではできません。
ビクターへ送ってスーパー32X対応化の改修をしてもらい、32X経由でMD2用RGBケーブルを使うのが正式な作法です。
改修するとトレイカバーが交換され、32Xと接続する専用ケーブルが付属します。
元々ワンダーメガ2には物理的に32Xを差すこと自体はできますが、そのままだと蓋が引っかかってトレイが開けられません。
トレイカバーを交換することで、32Xが引っかかっている部分は固定となり、一部のカバーだけが無理なく開くイカス仕様になります。
そんな感じでオフィシャル改修はブラボーですが、唯一の問題は32Xからの音声がモノラルになるということです。
元々ビデオ接続が原則だから、音はワンダーメガ2本体から取ればいいということでしょうけど、RGB接続したい場合はMD2用RGBケーブルだとモノラルになってしまいます。
ステレオでRGB接続したい場合は、「MD2用21ピンRGBケーブルCD」のように音声のみ本体から取って合成する必要があります。


    ↑こんもり丸くまったりとしていたCDトレイが、引き締まったクボミでスタイリッシュに変身! じつは左側のくぼんだ部分は開閉時に動かない。 これで32XをセットしたままCDソフトが使えるワンダフォーメガに!?

なお、ワンダーメガ2のオフィシャル改修は、2007年2月現在、まだビミョーに部品があるので改修可能とのこと。(修理センターに直接確認を取りました)
費用は5,000円(税別/送料別)。
すごいよビクターさん……。

■対応するお薬

なし。
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