●発売日
1992年4月1日(ビクター製)
1992年4月24日(セガ製)
●価格
82,800円(ビクター製)
79,800円(セガ製)
●システムスペック
CPU | MC68000(7.67MHz)/ サブ Z-80A(3.58MHz) |
RAM | 64KB+8KB(Z80用) |
VRAM | 64KB(デュアルポートRAM) |
画面 | 320x224ドット(512色中64色) |
スプライト | 8x8ドット(最大2048種・1画面80個・1ライン20個) |
サウンド | FM6音+PSG3音ノイズ1音(FM1chをPCMに割り当て可能) |
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●メガCD部
CPU | MC68000(12.5MHz) |
RAM | 6Mbit(プログラム、ピクチャー、サウンド) 512Kbit(PCM波形用メモリ) 128Kbit(CD-ROMキャッシュ) 64Kbit(バックアップメモリ) |
ROM | 1Mbit(CDゲームBIOS/CDプレイヤーソフト/CDG対応) |
サウンド | PCM(ステレオ8チャンネル/サンプリング周波数最大32KHz) |
その他 | CD-ROMドライブ内蔵、CDGカラオケ機能、MIDI端子付き |
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●映像出力
RGB | なし |
S端子 | 標準 |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
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■医療日誌
機能的には、メガドライブ+メガCD+メガCDカラオケ+MIDI端子という豪華なオールインワンマシン。
8万円という値段はでら高いですが、実際に所有してみると納得できます。
高級感溢れるボディのCD-ROMドライブのフタは、トップローダー式でありながら電動で開閉します。
さらに、MIDI端子に音源を接続することで、超マイナー規格であるCD-MIDIソフトが楽しめるのです……。
ビクター版とセガ版がありますが、基本機能やデザインは同じです。
ビクター版には、フリッキーなどのソフトとCDGカラオケソフトが収録されたディスクが付属しています。
■AV端子ピンアサイン
勘違いしている人がいるようですが、ワンダーメガ系にはMD2互換のAV出力端子は付いていません。
したがって、MD/MD2系の映像ケーブル類は一切使えません。
その代わり、ビデオ出力端子とS端子が標準で付いています。
そのほかの映像系は、RFモジュレーター専用の出力端子(特殊形状)があるだけです。
通常
1 VIDEO
2 GND
3 VCC
4 GND
5 NC
6 Audio(mono)
7 NC
8 NC
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オフィシャル改修後
1 VIDEO
2 GND
3 Red
4 GND
5 Green
6 Audio(mono)
7 Blue
8 CSync
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■RGBへの対応方法
そのままではできません。
ビクターへ送ってスーパー32X対応化の改修をしてもらい、32X経由でMD2用RGBケーブルを使うのが正式な作法です。
内部的に改修しA/V OUT端子(通常はRFユニット用端子)にRGB信号を繋ぎ、32Xと接続する専用ケーブルが付属したそうです。
スーパー32Xも一緒に送ってボトムカバーも改修するという豪快なものでしたが、今はもう部品切れで改修サービス終了とのことです。(修理センター担当者に確認)
したがって現状では、自前で外科手術をしてRGB信号を外部に引き出すしかありませんが、RF用のA/V OUT端子は形状が特殊で合うプラグが一般売りされていないのでスマートな改造は無理ぽいです。
参考資料 → ドキュメント墓場(未整理)
■対応するお薬
なし。
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