●発売日
1994年11月22日(セガサターン/Vサターン/ハイサターン)
1996年3月22日(白)
1996年6月7日(Vサターン後期型)
1998年4月4日(スケルトン)
1999年3月25日(ダビスタバージョン)
●価格
44,800円(セガサターン/Vサターン)
34,800円(1996年7月値下げ)
64,800円(ハイサターン)
20,000円(白/スケルトン/ダビスタバージョン/Vサターン後期型)
●システムスペック
CPU | SH2(28.6MHz/25MIPS)x2 サウンド用 68EC000(11.3MHz) |
RAM | 16MbitB/サウンド4Mbit/CDバッファ4Mbit/バックアップ 256Kbit |
VRAM | 12Mbit |
画面 | 320x224〜708x480ドット(最大発色数1677万色以上) |
スプライト | 拡大縮小、回転、変形スプライト |
ポリゴン | フラット90万ポリゴン/秒、テクスチャ30万ポリゴン/秒 |
サウンド | PCM音源32CH(16ビット/最大44.1KHz)または、4オペレータFM音源8CH、オーディオDSP登載 |
CD-ROM | 2倍速 |
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●映像出力
RGB | オプション |
S端子 | オプション |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
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■医療日誌
1994年、日本社会はすでにバブル経済が崩壊していましたが、ゲーム機業界は絶頂期へと達しつつありました。
折りしもゲーム機は、2D画面から3Dポリゴンとムービー演出の時代へと変わる一大転換期でした。
そんな中、大手企業はゲーム産業に生きる道を模索し次々と新型ゲーム機を投入、次世代ゲーム機戦国時代といわれる時代を迎えます。
そして、並み居る競合に対抗してセガが送り出した傑作ゲーム機こそが、サターンだったのです。
サターンとは、太陽系第6惑星「土星」のこと。
後付けかどうかは知りませんが、SG-1000から数えてセガ6代目のハードということにちなんで名付けられました。
サターンは、CPUとしてマニアックな日立のRISCチップSH2をデュアルで登載!
ポリゴンエンジンを主体としながらも、2Dゲーム向けにスプライトを残すなど、変質的なまでにこだわりを感じさせるハードでした。
セガサターンは、アーケードで培った3Dテクノロジーとソフト資産を運用する形で序盤からそこそこ飛ばし、1年後の『バーチャファイター2』で絶頂を迎えます。
このとき確かにセガは徳川家康の本陣に切り込んでいました……。
がしかし、徳川軍は徐々に体勢を立て直し、やがてセガは物量にまさるSCEIの包囲網に飲み込まれていくのです。
そして後継機のドリームキャストが発売されたとき、あまりにも複雑なサターンのアーキテクチャーは上位機種への互換性を許さず、マニア好みの仕様がアダになるという皮肉な最期を遂げました。
■AV端子ピンアサイン
使用されているAV端子は、MD2より1ピン多いミニDIN10ピンタイプです。
セガのゲーム機としては初めてS端子用の信号が繋がりました。
1 CSync
2 Audio Left
3 Audio Right
4 +5V
5 Red
6 Green
7 Blue
8 Video
9 Y(S-Video)
10 C(S-Video)
フレーム GND
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■RGBへの対応方法
セガオフィシャルとしては最初で最後の純正21ピンRGBケーブルが発売されています。
がしかし、初期の純正ケーブルにはGNDが21ピン側のフレームのみにしか繋がっておらず、環境によっては大きな音声ノイズが発生します。
中盤以降出荷分のケーブルには、4ピンにもGND結線されていますが、モニターによっては4ピンはNCとなっているケースがあり、問題はほとんど改善されませんでしたとさ。
ということで当ホスピスでは、GND全結線&ケーブルも太いの使用のエクセレントなお薬をご用意しております。
■対応するお薬
SS用21ピンRGBケーブルHG
SS用AVアダプター
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