●発売日
1984年7月
●価格
15,000円
●システムスペック
CPU | Z-80A互換(3.58MHz) |
RAM | 2KB |
VRAM | 16KB |
画面 | 256x192ドット(15色+1色・カラーミキシング210色) |
スプライト | 8x8ドット(1画面32個・1ライン4個) |
サウンド | PSG3音+ノイズ1音 |
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●映像出力
RGB | なし |
S端子 | なし |
ビデオ | なし |
Y色差 | なし |
RF | 標準 |
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■医療日誌
SG-1000のマイナーチェンジ版。
デザインが一新され、後のMARKIIIとそっくりになりました。
なので、裸の中古を買うときは間違えないよう注意しましょう。
旧型と基本機能は変わりませんが、コントローラーがパッドタイプに変更され脱着可能となっています。
■AV端子ピンアサイン
RF出力専用です。
拡張性があるAV端子は付いていません。
■RGBへの対応方法
VDPとしてTMS9918が載っている本体とセガ製のチップが載っている本体があるそうで、セガ製のチップが載っている場合のみ外科手術でRGB出力可能となるようです。
外科手術の方法は、このネタのパクリ元である爆竹銃さんのサイトを参照してください。
→自分自身の自分自身による自分自身のためのものづくり
■患部の検証
とりあえず、SG-1000IIの中古を4台ゲッツして中身を確認してみました。
その結果、3台はセガの315-5066というチップが載っていて、1台はTMS9918が載っており、2タイプの本体があることを確認しました。
315-5066タイプは、容量が大きいメモリチップを使い全体的に配線がコンパクトになり部品点数が減っています。
ついでに音源チップであるSN76489がなくなっており、配線の状況から見て315-5066はVDPと音源チップが一体化したTMS9918+SN76489という合体品だと思われます。
MARK IIIのVDPも似たような構成のようです。
なぜ基板まで来ているRGB出力を外部に出さなかったのかは謎です。
旧SG-1000用に調達していた部品を使い切る必要があり、TMS9918タイプも必要だったからかもしれません。
あるいは、RGB化するとごく一部のソフトの動作が不安定になるのですが、そのへんに謎の答えがあるのかもしれません。
■対応するお薬
なし。
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