●発売日
1994年6月25日
●価格
29,800円
●システムスペック
CPU | HuC6280(6502カスタム/7.15909MHz) |
RAM | 8KB(メイン) 256KB(CD-ROM2ワーク) 64KB(ADPCM) 2KB(バックアップ) |
VRAM | 64KB |
画面 | 320x224ドット(最大512色) |
スプライト | 16x16〜32x64ドット(256色中16色/1ライン最大16個/1画面最大64個) |
サウンド | PSG6音/PSG5音+ノイズ1音/PSG4音+ノイズ2音の中からモード選択 4bit ADPCM音源(モノラル) |
CD-ROM | 1倍速 |
|
●映像出力
RGB | なし |
S端子 | なし |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
|
●システムカードの種類
アーケードカード DUO
(1994年3月12日/12,800円)
RAM16Mbit(約2MB)を内蔵し、アーケードカード向けソフトに対応
|
|
■医療日誌
PCエンジン王朝最後の皇帝。
見かけも中身もDUO-Rとほとんど同じです。
DUO-Rとはカラーが若干違い、DUO-RXはややグレーがかっていて、オープンボタンなどの色がアクセントになっています。
特徴的なのは付属のパッドで、6ボタン式でそれぞれのボタンに連射設定ができるというゴージャスな仕様。
パッドの形はPC-FX用とそっくりなので、裸のパッドを買うときは注意が必要です。
そしてなにより値段はDUO-Rより1万円安い29,800円、DUOの半額以下です。
すでに3DOが発売され次世代機戦争の序章が始まっていましたが、この頃はPCエンジンがもっとも売れまくっていた黄金期だったような気がしないでもないです。
このぐらいの値段であと2年早く出していれば……というのは、ゲーム機業界ではよくある話ですね。
DUO-RXは次世代機戦争の最中、蚊帳の外でよく戦いしんがりを務め、PCエンジンの時代はひっそりと幕を下ろしました。
■AV端子ピンアサイン
コアグラフィックスと同じです。
1 Audio Left
2 GND
3 Video
4 +5V
5 Audio Right
| |
■RGBへの対応方法
標準では出せません。
EXT BUSがないので、初代やコアグラフィックスのようにAVブースター等を改造する方法はできません。
内部のビデオチップからRGB信号を取り、外部へ引き出す外科療法でしか対応不可能です。
DIN端子を8ピンに換装するという方法での引き出しがもっとも簡単です。
DUOに比べれば内部空間が広く、ビデオチップなど主要部品は上面に実装されているため改造は比較的容易です。
内部的にはDUO-Rとほとんど同じです。
■対応するお薬
なし。
|