●発売日
1993年3月25日
●価格
39,800円
●システムスペック
CPU | HuC6280(6502カスタム/7.15909MHz) |
RAM | 8KB(メイン) 256KB(CD-ROM2ワーク) 64KB(ADPCM) 2KB(バックアップ) |
VRAM | 64KB |
画面 | 320x224ドット(最大512色) |
スプライト | 16x16〜32x64ドット(256色中16色/1ライン最大16個/1画面最大64個) |
サウンド | PSG6音/PSG5音+ノイズ1音/PSG4音+ノイズ2音の中からモード選択 4bit ADPCM音源(モノラル) |
CD-ROM | 1倍速 |
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●映像出力
RGB | なし |
S端子 | なし |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
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●システムカードの種類
アーケードカード DUO
(1994年3月12日/12,800円)
RAM16Mbit(約2MB)を内蔵し、アーケードカード向けソフトに対応
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■医療日誌
基本仕様はDUOと同じですが、ヘッドフォン端子を取り去ったりボディ成型や基板実装を簡略化するなどしてコストダウンを計ったモデルチェンジ機です。
CDのロックスイッチやCDの回転状態が見えるクリア部品の窓もなくなっているので、CDを取り替えるときなどは注意が必要になりました。
CD-ROMドライブは相変わらず1倍速のままですが、DUOより読み込みエラーが出にくいユニットが登載されているとのもっぱらのウワサです。
値段的にもようやく庶民の手に届くレベルまで下がり、アニメ/ギャルゲー系ソフトが増えてPCエンジンCD-ROM2というものが一般ゲーマーに普及し始めるのはこの頃からです。
がしかし、時すでに遅し。
翌年には次世代機大戦争が勃発し、PCエンジンが天下を取ることはありませんでした。
DUO-R系は、それでもPCエンジン最後の黄金期を築いた立て役者なのです。
■AV端子ピンアサイン
コアグラフィックスと同じです。
1 Audio Left
2 GND
3 Video
4 +5V
5 Audio Right
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■RGBへの対応方法
標準では出せません。
EXT BUSがないので、初代やコアグラフィックスのようにAVブースター等を改造する方法はできません。
内部のビデオチップからRGB信号を取り、外部へ引き出す外科療法でしか対応不可能です。
DIN端子を8ピンに換装するという方法での引き出しがもっとも簡単です。
DUOに比べれば内部空間が広く、ビデオチップなど主要部品は上面に実装されているため改造は比較的容易です。
■対応するお薬
なし。
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