●発売日
1990年4月26日
●価格
58,000円
●システムスペック
CPU | 68000(12MHz)/Z80A(4MHz) |
RAM | 64KB(68000)/2KB(Z80) |
VRAM | 68KB |
画面 | 320x224ドット(最大65,536色中4,096色) |
スプライト | 16×512〜1×2(1キャラごとに16色使用可能、最大1画面380個) | サウンド | PCM7音+FM4音+PSG3音+ノイズ1音 |
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●映像出力
RGB | オプション |
S端子 | なし |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
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■医療日誌
ゲーセン向けのマザーボードをパッケージ化することで、家庭用として販売された当時最強の家庭用ゲーム機。
コントローラーもゲーセン用ジョイスティック部品を使った本格派。
がしかし、値段も値段で購買層が限られるため、当初はツタヤでレンタルという形でリリースされていました。
ROMカセットも1本3万円とかの非常識な価格だったため、当然一般人には見向きもされませんでしたが、ROMカセットは基本的にアーケード版(MVS)と共通開発だったので、とりあえずソフト開発コストは問題にならなかったみたい。
しかし、92年末にSFCで『ストII』が発売されたあたりから格ゲーブームが一般にも広がり、93年の『餓狼伝説2』『サムライスピリッツ』などでキャラ萌え人気に火がつき、同人系女性層の獲得にまで到ります。
その結果、ネオジオ用の一部人気ソフトは3万以上もするのに生産が追いつかないほどバカスカ売れ、SNKは時季はずれのバブル景気に涌きました。
当然大阪商人が経営するSNKは、調子に乗って遊園地やボーリング場経営、海外進出など自らバブルを膨らませていき、当然のごとくアッサリと弾けました。
お台場パレットタウンにネオジオワールドという巨大な虚像まで築いたSNKは、2001年倒産しました。
その後SNK技術者は流転の人生を送り、一部のソフト版権は韓国に流出したりしました。
結局はプレイモアがSNKの版権資産を引き継ぎ、名目上別会社であるサンアミューズメントとの2社体勢でネオジオ事業を継続しています。
そしていまだにネオジオROMソフトは発売されていて、『新豪血寺一族 闘婚』が2003年5月29日に発売予定。
運が悪いんだかいいんだか謎の長寿ハードです……。
■AV端子ピンアサイン
一般的なコンピュータ用のDIN8ピン端子を装備。
端子形状は違いますが、MDとピンアサインは共通で、ビデオケーブルのみは共有できます。
音声はモノラルで、S端子の信号は出ていません。
CSyncはビデオコンポジットと同じ信号が出ているので、3ピンと7ピンどっちを使ってもいいようです。
1 Audio Monoral
2 GND
3 Video
4 +5V
5 Green
6 Red
7 CSync
8 Blue
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■RGBへの対応方法
純正RGBケーブルが発売されています。
ネオジオCD発売後に出荷されたものは、「ネオジオCD用」などと併記されていたりしますが、いずれもピンアサインは同じで音声はモノラルです。
■対応するお薬
NG用21ピンRGBケーブルHG
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