●発売日
1988年10月29日
●価格
21,000円
●システムスペック
CPU | MC68000(7.67MHz)/ サブ Z-80A(3.58MHz) |
RAM | 64KB+8KB(Z80用) |
VRAM | 64KB(デュアルポートRAM) |
画面 | 320x224ドット(512色中64色) |
スプライト | 8x8ドット(最大2048種・1画面80個・1ライン20個) |
サウンド | FM6音+PSG3音ノイズ1音(FM1chをPCMに割り当て可能) |
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●映像出力
RGB | アンオフィシャル対応 |
S端子 | なし |
ビデオ | 標準 |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
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■医療日誌
CPUとグラフィック機能を大幅に増強し、PCMやステレオサウンドを登載したセガ第3世代ゲーム機。
トップパネルの丸い部分がCDドライブを連想させ、「これCDなの?」とおぢさんが質問し店員さんが困るという微笑ましい光景がよく見られたという伝説が伝えられています。
CPUとしては、Macintoshで採用されたモトローラ社の16ビットMPUであるMC68000を採用。
パソコン用CPUがザイログのZ-80やインテルの8086系で占められていた時代に少数派ながら高機能とされていたモトローラ系を採用したことで、セガのマニアックな印象が本格的に定着したのです。
FM-7系やX68000など、マニアックなモトローラ系パソコンユーザーからの支持を受け、メガドライブは一部マニアの間で大ブレイクする結果になりました。
■AV端子ピンアサイン
使用されているAV端子は、オーディオ用DIN8ピンタイプです。
MARKIII/マスターシステムと互換性があります。
ただし、RGBの出力レベルが若干違い、メガドライブはかなり強力な信号が出ています。
1 Audio Monoral
2 GND
3 Video
4 +5V
5 Green
6 Blue
7 Red
8 CSync
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■RGBへの対応方法
純正RGBケーブルは発売されていませんが、自作することで無改造でRGB出力することができます。
なお、メガドライブのRGB出力は非常に明るいため、普通の家庭用RGBモニターに映すと画面がとんだ感じでボヤけてしまいます。
これは、本体内でビデオエンコーダーチップの終端処理がなされていないためで、ケーブル側で対処する必要があります。
XMD-1やXMD-2を使うことでもRGB出力はできますが、RGB信号の最終処理はされていないので、モニターによってはやはりボケてしまいます。
当ホスピスのお薬では、一応終端処理しています。
また、AV出力端子からはモノラル音声しか出ていないので、ステレオ音声を取るためにはヘッドフォン端子を利用するしかありません。
スーパー32Xに繋いだ場合も、ベースがMD1だとステレオ音声はスーパー32X側からは出ません。
■対応するお薬
MD用21ピンRGBケーブルHG(ステレオ対応)
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