●発売日
1993年
●価格
謎
●システムスペック
CPU | MC68000(13MHz)/TOM 6SC880(RISC GPU 26MHz)/Jerry 6SC600(RISC DSP 26MHz) |
RAM | 2MB |
画面 | 最大768x576ドット/24bit color(16,777,216色) |
サウンド | 16bitステレオ |
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●映像出力
RGB | オプション |
S端子 | オプション |
ビデオ | オプション |
Y色差 | なし |
RF | 標準 |
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■医療日誌
「100メガショック」ならぬ「アタリショック」でお馴染みの旧ATARIが1993年に発売したATARI王朝最後の王位継承者。
CPU自体はメガドライブやネオジオと同じ68000MPUで、グラフィックとサウンド用のRISCチップのほうが2倍以上速いという破綻したアーキテクチャーが未来を暗示していました。
折りしも1994年から3DOを筆頭にした次世代機大戦の時代に入り、日本ではまったく認知されなかったのはもちろん世界中でもドン引き。
そしてATARI王朝は崩壊し、歴史あるATARI王家の正統な血筋は絶えました。
現在ATARI王家はその名前だけが復活し、王を頂かず存在しています。
結局JAGUARは、日本では熱心なアタリストや洋ゲーマー以外その存在すら知られていません。
■AV端子ピンアサイン
標準では内蔵RFモジュレーターでのテレビ接続となっています。
そのほか本体背面の拡張バスから各種AV信号が出ており、そこに専用のビデオケーブルやS端子ケーブルを差して繋ぐ仕様です。
このバスはマザーボードに一体化した2.54mmピッチのカードエッジ端子で、右側の12ピン(両面で24ピン)がAV出力用です。
■RGBへの対応方法
純正21ピンRGBケーブルがあるようですが、それはヨーロッパ仕様と思われ、日本の21ピンモニターでは使用できない確率が99.76%です。
CATBOXという、RGBやビデオ/S端子のほかシリアル出力等が取れる拡張ボックスがありますが、それに装備されたRGB端子もD-SUB9ピンで日本では馴染みが薄いものです。
したがって、日本のRGBモニターに表示させるためにはケーブルを自作するしかありません。
ということで、一般的なカードエッジコネクタを流用してサクっとケーブルを作っちゃう方法はおやびんさんのHPに公開されているので、そちらを参照してください。
→おやびんさんのHP
■対応するお薬
作る気なしなし。
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