●発売日
1993年12月1日
●価格
6,800円
●システムスペック
CPU | 6502カスタム(3.1MHz) |
RAM | 16Kbit |
VRAM | 16Kbit |
画面 | 256x240ドット(最大52色中16色) |
スプライト | 8x8ドット(4色、最大256種類・1画面64個・1ライン8個) |
サウンド | 矩形波2CH+三角波+ノイズ+PCM |
|
●映像出力
RGB | なし |
S端子 | なし |
ビデオ | オプション |
Y色差 | なし |
RF | オプション |
|
|
|
■医療日誌
1993年、序盤でちょっともたついたスーパーファミコンが軌道に乗り、ファミコンは過去のもの……だったはずでした。
がしかし、意外にも中古ソフト流通が盛んなファミコンは、潜在需要が根強かったのです。
そんなわけで、任天堂が送り出したリニューアルファミコンがこれです。
ACアダプターとAVケーブルはスーパーファミコン用のものを流用する仕様ですが、S端子ケーブルやRGBケーブルは使えません。
■AV端子ピンアサイン
使用されているAV端子は、スーパーファミコンで採用された任天堂独自のものです。
しかし、映像出力として出ているのは、ビデオ出力だけです。
音声は左右に出ていますが、モノラルです。
1 --
2 --
3 --
4 --
5 GND
6 GND
7 --
8 --
9 Video
10 +5V
11 Audio Mono
12 Audio Mono
| |
■RGBへの対応方法
標準では取れません。
もちろん、スーパーファミコン用のRGBケーブルは使えません。
グラフィック機能を統括するPPUからRGB信号が出ていないので、単体での外科療法も不可能です。
シャープのファミコンタイトラーやC-1用のPPUからはRGB出力が出ているので、それを手に入れて臓器移植手術を施す以外ありません。
AV仕様ファミコンには、スーパーファミコンと同じ端子部品が付いているので、その開きピンにRGBを繋ぐ方法で移植のベースとして使われることがしばしばあります。
■対応するお薬
なし。
|